-------------------------------------------------------------------------------- Sclogger(スクロガー) 説明書 2009.7.19 (最終更新)2014.7.16 Copyright(C) 2009 SYESTEM SATELLITE. -------------------------------------------------------------------------------- ★はじめに 本ソフトウェアは、定期的にスクリーン・キャプチャーを行い、スクリーン画像を ファイルに出力するソフトウェアです。 非常にシンプルな構成ですので、簡単に使用できると思います。 ★特徴・機能 ・キャプチャー画面は、"スクリーン全体"、"アクティブ・ウインドウ"、"ウインドウ・ タイトル指定"から選ぶ事ができます。 ・キャプチャー間隔は、500〜600000(=10分)の間で指定出来ます。 ・ソフトウェアが起動すると同時にキャプチャーを開始する事が出来、また、指定時間  (分単位)動作しましたら自動終了する機能もあります。  タスクスケジューラと組み合わせる事で無人で動作させる事も可能にしています。 ・出力する画像ファイルのファイル名は、日時ファイルと固定ファイルの2つのモード  から選択する事ができます。  日時ファイルの場合は、ファイル名がYYYYMMDD_hhmmssnnnとなります。(YYYY=年、  MM=月、DD=日、hh=時、mm=分、ss=秒、nnn=ミリ秒)  固定ファイルの場合は、最大32バイトのファイル名を自由に付ける事ができます。 ・マウスカーソルも含めてキャプチャーする事が出来ます。 ・キャプチャーした日時毎に、日付/時間(10分単位)別のサブフォルダに振り分ける事が  できます。 ・出力可能な画像ファイル形式は、BMP、JPG、PNG、GIFから選択する事ができます。 ・キャプチャー画像を縮小・拡大して保存する事が出来ます。(15〜200%) ・クリップボードにコピーされたビットマップを保存する事が出来ます。 ★対応OS Windows2000/XP/Vista 2000 Pro+SP4、XP Pro+SP3、Vista Ultimate+SP1、Vista Ultimate(64bit)+SP1、 WindowsServer2003R2 Std+SP2、の環境で動作チェックを行っています。 (当ソフトウェアは32bitアプリケーションです。) 環境により、GDIPLUS.DLL(GDI+)をマイクロソフトのページからダウンロードし、 インストールする必要があります。 ★インストール方法 インストーラはありません。 適当なフォルダを作成し、そのフォルダに書庫内のファイル(Sclogger.exe)をコピーす るだけです。必要に応じてショートカットを作成して下さい。 ★アンインストール方法 レジストリは使用していません。 インストール時に作成したフォルダと、その中のファイルを削除するだけです。 (ショートカットを作成している場合は、ショートカットファイルも削除して下さい。) ★使い方 Sclogger.exeを起動しますと、タスクトレイにアイコンが表示されます。 初回起動時は、設定ダイアログが表示されますので、そこで条件等を入力して下さい。 以降、設定を修正する場合は、タスクトレイ・アイコン→右クリックメニュー→"設定" から可能になります。 その後は、いたってシンプルです。 タスクトレイ・アイコン→右クリックメニュー→"キャプチャー開始"を選ぶことで、 キャプチャーを開始し、同じく"キャプチャー停止"でキャプチャーを停止します。 クリップボードのビットマップをキャプチャーするタイミングは、画像がクリップ ボードに入って即座に行います。この処理は、定期的なスクリーン・キャプチャーが 停止の状態でも機能します。 また、クリップボードのビットマップが保存される画像ファイルのファイル名には 必ず"_CB"が付加されます。 <注意事項> ・基本的に多重起動を禁止していますが、EXEファイル名(通常:Sclogger.exe)を変更  するか、フォルダを別にする事で多重起動が可能になります。  多重起動を行う場合は、パソコンのスペックを考慮の上、ご使用下さい。 ・設定のキャプチャー・ターゲットにて、"ウインドウ・タイトル指定"を選んだ場合の  動作は、トップレベルウインドウの中から指定文字列を含んだタイトルのウインドウ  を検索し、その中で最初に検索できたウインドウについてのみ処理を行います。  指定文字列を含んだタイトルのウインドウが複数の場合は、"スクリーン全体"を  ご指定して下さい。(その方がパフォーマンスが良かった為)  また、当処理はスクリーン全体をキャプチャーした画像から、該当ウインドウの表示  エリアを切り取ります(矩形)ので、該当ウインドウが非アクティブでもキャプチャー  出来ます。  しかし、他のウインドウに隠れている部分はキャプチャー出来ません。 ★免責 当ソフトウェアによって発生した致命的な損害、また、当ソフトウェアを利用し法令違 反等の行為を行った場合など、さまざまなトラブルについて、著作者は一切の責任を負 いません。自己責任の上でのご利用をお願いします。 ★利用条件・転載・配布 本ソフトウェアはフリーウェアです。個人利用・商用利用に関わらず自由に利用できま すが、著作権は全てシステムサテライトにあります。 内容を改変しない条件であれば、再配布・書籍/Web等への転載は自由に行って構いませ んが、ディスク代等の実費以上の代金が発生するような販売による配布は原則禁止とし ます。 なお、転載や多量配布の場合は事前にメールして頂けると助かります。 ★更新履歴 2014/07/16 (1.1.1.0) ・マウスカーソルを含めてキャプチャーする設定で長時間動作させると、  キャプチャー出来なくなる不具合の修正。 ・動作設定に「前のキャプチャー時からマウス・キーの操作がない場合はキャプチャーしない」  の項目を追加。 2013/05/31 (1.0.2.0) ・キャプチャー・ターゲットにて、「アクティブ・ウインドウ」「ウインドウ・タイトル指定」  を選択しても、フルスクリーンでキャプチャーされてしまう不具合の修正。 ・画像サイズ倍率指定が正常に動作しない不具合の修正。 2009/07/22 (1.0.1.1) ・アプリケーション終了時に自身のウインドウをクリップボードビューアチェインから  外さない不具合の修正。 ・クリップボードビットマップにマウスを描画してしまう事がある不具合の修正。 2009/07/19 (1.0.0.0) ・初公開 ★作成者/著作者 System Satellite(システムサテライト) E-Mail : software@system-satellite.com URL : http://system-satellite.com